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今夜の番組チェック



もしも清麿と詞音が従兄妹だったら その3



中田「・・・鈴木。」

鈴木「はい。」

中田「田井。」

田井「はい。」



 2年2組の教室。出席を取っている所だ。



中田「高嶺。」



・・・・・・・・返事がない。どうやら死んで(強制終了



中田「高嶺はいないのか?誰か知っている人はいるか?」

生徒A「ねえ、知ってる?」

生徒B「知らなーい。」

生徒C「どうしたんだろう?」



 誰も知らないようだ。(そりゃ、そうだろうな)



中田「まぁ、いいか。次、仲村。」

マリ子「はい。」



 廊下で走っている音が、聞こえる。やがて、音は大きくなり教室のドアを開ける。



詞音「遅れてスミマセンでした。」



 詞音に注目が集まる。皆、「誰だ?この子・・・」と、言うような視線で・・・



中田「まだ、言ってなかったな。今日からこのクラスの仲間になる子だ。」

詞音「響(漢字間違ってないよな) 詞音です。よろしくお願いします。」



 いきなりの転校生登場に教室はざわめき声でいっぱいだ。男子の9割は、顔を赤く
している。



中田「一番後ろの席が空いてるな。そこに座ってくれ。」

詞音「はい。」



中田「それじゃ、1時間目、国語を始めるぞー。」



1時間目 国語

始まって10分した頃



清麿「遅れてスミマセンでした。」



やっと来たな、清麿。おや、校庭で声がするぞ。



ガッシュ「清麿、清麿―――――――――――――――――!!!!!」

なおみ「待ちなさい、ガッシュ―――!!!」



 ガッシュはなおみちゃんに追われている。ある意味日課になっている。



中田「どうして遅れたんだ?」



 ガッシュは無視かよ。



清麿「近道して川を渡ろうとしてたら転んで頭を打って気絶してました。」



 無茶苦茶な言い訳。そんなんで良いわけ?



中田「ん〜、まっ、いいだろ。とりあえず席に着け。」



 いいのかYO!!と言うツッコミは置いとく事にする。



中田「抜き打ちテストをするぞー!!」

一同「え〜〜〜〜〜〜」

中田「え〜、じゃない。」



 こうして始まった抜き打ちテスト。ほとんどの生徒が頭を悩ませた。



ガッシュ「誰か助けるのだ〜〜〜〜!!」



 遠くでガッシュの声がした。



一時休み



マリ子「ねぇ、どこから来たの?」

詞音「山形の方から・・・」



 転校生襲来(笑)恒例の質問攻めが幕を開ける。



スズメ「好きな食べ物は?」

詞音「りんごだけど・・」

山中「野球部のマネージャーにならないか?」

岩島「UFO部に入ろうよ。」

金山「野球部やUFO部より、ツチノコ探索部の方が面白いぜ!」



 勧誘三連発。清麿は入る隙間もなく二時間目の体育の用意をしている



山中「野球部よりツチノコ捜索部の方が面白いだと!!?」

岩島「嘘だね。そんな部聞いたこと無いよ。」

金山「UFO部だって聞いたことないぞ!!」

岩島「世間知らずだねぇ、君。UFO部は実在して部費もちゃんと下りているんだ。」

山中「まっ、一番まともなのは野球部だな。」

金山・岩島「くっそ〜〜〜。」

詞音「もう時間ないんじゃないかな。」



 時計は9時35分を指していた。



マリ子「あっ、本当だ。早く行かなきゃ。」



二時間目 体育



 この時期のモチノキ中学は男女別にサッカーとバレーを交互にやる。

この日は男子がサッカーだ。



金山「俺がキーパーをやるんだ!!!」



 金山の意図が良く分からない駄々を捏ね始める。

皆納得の行かないのに金山がキーパーをやることになった。



清麿「多分、あっちは中島が攻めてくるだろうから、運動神経のいい山中にDFをやっ
て貰いたいだが。」

山中「ああ、まかしとけ!」



 清麿がポジションを決める。書きたくても名前があきらかになっている生徒が少な
いのでやめる。



ピピーーッ



 ゲーム開始の合図がする。

それと同時に井上、田井、中島と繋がりあっという間にゴール前。



山中「金山!!行ったぞ!!」



 中島の強烈なシュートがゴールへ迫る。対する金山は無防備に背中を向けている。



金子「なんだよあれ。シュート入れてくれって言ってるのと同じじゃないか。」

岩島「きっと、新しいキャッチなんだよ。これを試したくて駄々をこねたに違いない
!!」

清麿(んな訳あるか!!!)



 案の定、シュートは金山の背中に直撃した。



金山「ギャャャャャャャャャャャャャ!!!!!」



 金山ごとゴールイン。中島1−0清麿



金山「だ、誰だぁ!!」



 金山は振り向いた。皆、怒りのオーラを発している。



山中「金山、お前はFWに行け!!」

金山「断る!!!」



 なぜこうまでしてGKになりたがるのか?



清麿「じゃあ、なんで後ろ向いてたんだ?」

金山「ここからだと女子のバレーが見やすいんだよ!!!」



 こんなことハッキリ言える金山は凄い(笑)



清麿「なっ、そんな事で・・」

山中「怪しからん奴だ。」

岩島「そーだよ。」

金子「やはり、キーパーは交代しよう。次のキーパーは・・・」

山中・岩島・金子「俺(僕)だ!!!」



 三人とも、顔を赤くして言う。



清麿「だめだ!!お前ら、下心が丸見えだ!俺がやる!!」

山中「ふざけるな!!」

岩島「ここは公平に、ジャンケンで勝負だ!!」

一同「ジャンケンポン!!!」



 例によって清麿がパーで他がグーを出す。



山中「さ、三回勝負だ!!」

清麿「ダメだ。」

岩島「鬼。」

金子「このポーカーフェイスめ。」



 無茶苦茶言われながらもGKになった清麿。果たしてどんな試練が待ち受けているの
か。

そうこうしている内に、三十分程たち、早めに終わった女子はサッカーを見に来た。



金山「ちぇっ、高嶺の奴、いいポジション取りやがって・・・」



 またもや中島の強烈なシュートがゴールを襲う。



清麿「(確かに強烈だが、軌道が読みやすい!!)」



 軌道を読み、横へ飛びつく清麿

しかし、ボールは山中の足に掠り、軌道を変える。



清麿「(予想外の展開!!?)」



バチーン!!!!



清麿「ブルアァァァァァァァァ!!!」



 顔面直撃!!選手(男子)も観客(女子)も大笑いする。

幸い、近くに敵は居なかったので、すぐにボールが取れた。



清麿「行っけえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」



 加速を付け、思いっきりボールを蹴る。

すると、面白い様に飛んでいき、ゴールに入る。



女子一同「おお、すごーい。」



 女子一同をハモらせる程綺麗なシュートを決めた瞬間に試合終了の合図がする。





ページの都合で下校時刻



詞音「清麿、一緒に帰ってもいい?」

清麿「ああ。」



 部活で、校庭やら特別教室やらに行く中、一緒に帰る清麿と詞音をつける少年が居
た。

彼は金山強である。



金山「高嶺の奴、詞音ちゃんと一緒に帰る気か?」



 こうして金山は、主に鳥の声を遠くから聞くアレ(次からアレと略)と、双眼鏡と
持ち、二人を追跡するのだった。



清麿「詞音、皆の第一印象、どうだ?」

金山「(よ、呼び捨て?高嶺の奴、どういうつもりだ。)」



 詞音は少し考えている様子。



詞音「中村さんとか、鈴木さんが面白かった。」

金山「(俺は?ねぇ、俺は?)」



 しかし、金山の話題については、全く出てこなかった。

そして清麿の家に着く。



金山「(もう高嶺の家か。よーし、偶然を装って、詞音ちゃんの家を見つけてやる!
!)」



 ストーカー予備軍の金山は、その目に映った光景に驚くことになる。



金山「(しっ、詞音ちゃんが高嶺の家に入っていく!!)」



 彼の体験上、ツチノコ発見と同じくらいの衝撃だろう。

とりあえず、金山は電柱の上で様子を見ることにする。



金山「高嶺の奴、詞音ちゃんとどういう関係なんだ。」



 ここまで来ると完全にストーカーだなぁ。



午後6時40分 パトカーに乗ってガッシュ帰還。

婦警「もう、迷子になっちゃだめやで。」

ガッシュ「ウヌ、ありがとうなのだ。」



 ちょっとぉ、婦警さんの語(再び強制終了



ガッシュ「ただいまなのだー。」

清麿「ガッシュ、どこ行ってたんだ。」

ガッシュ「なおみちゃんから逃げていたら何時の間にか大阪に居たのだ。」



金山「電車でも使ったのか?」



 会話をアレで聞いていた金山は呟く。



詞音「清磨ー、先にお風呂入ってるよー。」

清麿「おう。」



 この会話に驚いたのはもちろん彼、金山である。



金山「もしかして、高嶺と詞音ちゃんは・・・同棲してるのか?」



 ある日の出来事であった。





続く