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今夜の番組チェック

もしも清麿と詞音が従兄妹だったらその4



ピピピピピピピピピピピピピピピ

 目覚まし時計を止める清麿。時計は7時20分を指している。



ガッシュ「起きるのだ、清麿。学校に行こうぞ。」

清麿「分かってるよ。そう急かすな。」

ガッシュ「ウヌ、母上殿は町ナントカの旅行で居ないから、ゴハンは詞音が作ってく
れるのだ。楽しみだのう。」

清麿「町内会だ、しっかし、大丈夫かな?詞音の奴。」



 階段を下り、台所へ行く。



詞音「あっ、お早う、清麿。ご飯できたから、早く食べよう!」

清麿「ああ。」

ニャルラト「ナァ〜。」

ウマゴン「メルメルメー」



 ウマゴンも、朝食を食べにやって来る。



ガッシュ「(今日の朝ごはんは何かの、ブリの丸焼きかの、ブリの照り焼き(一匹丸
ごと)かの、それともブリを丸々一匹使ったお寿司かの?)」



 んな物作るのはお前だけだ、ガッシュ。

そんな気持ちを持って、テーブルの上にある料理を見て、愕然とする。

その料理は、ガッシュの一番嫌いな食べ物、カレーだったのだ。



ガッシュ「ウヌゥ、ウヌゥ・・・・」

詞音「どうしたの?ガッシュ君。」



 事情を察した清麿が説明する。



清麿「ガッシュはカレーが嫌いなんだ。」

詞音「え?どうして??」

清麿「実はこの前の林間学校で・・・(中略)・・・と言う訳なんだ。」



 「金色のガッシュ!!」三巻をお持ちの良い子は「友情のカレー」を読んでみよ
う。



ガッシュ「ヌウ・・・」

詞音「大丈夫、清麿が作ったカレーとは違うわよ。」

ガッシュ「それは本当か!!?」

詞音「もちろん!!」

清麿「(俺のと比べてそこまでリアクションが変わるのか。)」



 皆、椅子に座り、頂きますの挨拶をする。



ウマゴン「メルメルメー!」

ガッシュ「おいしそうなのだ。」

清麿「見た目は良いけど、味はどうかな?」

詞音「馬鹿にしないでよ!もう。」



 ニャルラトは既にキャットフードを食べている。猫舌でカレーは食べられないから
ね。

カレーを一口食べる。



清麿「ちょっと変な味がしないか?」

ウマゴン「メル・・・」

詞音「きっ、気のせいじゃない?」



二口目



清麿「やっぱり変だよ。」

ガッシュ「ヌウ・・・・」

詞音「気のせいよ!多分。」



 三口目



清麿「詞音・・・お前、カレーに何入れた?」

詞音「隠し味にソースと七味。」

清麿「それは醤油とコショウだ。」



 五分後



清麿「なんで皆トイレにくるんだよ!!」

ウマゴン「メルメルメー!!!」

ガッシュ「それは私のセリフなのだ!!」

詞音「いいから皆ドアノブから手を離して!!」

清麿「できるか!」



 トイレの取り合い。原因はもちろん先ほどのカレーである。

唯一、カレーを食べなかったニャルラトは、冷や汗を掻きながら様子を見てる。



清麿「(敵は三人、ガッシュに詞音、そしてウマゴン・・・   ?? ウマゴン?
??)」



 必死にドアノブにしがみ付くウマゴン。その姿を見て、清麿は叫んだ。



清麿「ウマゴン!!お前は外でして来い!!!」

ウマゴン「メル!!!??」

詞音「その通りよ!!」

ガッシュ「ウヌウ、ウマゴンは外でするのだ!!!」

ウマゴン「メ・・・・メッ・・・・」



 ウマゴンは泣きながら玄関へ向かう。



詞音「ねぇ、ここは女の子の私に譲るべきでしょ?」

ガッシュ「ここは幼い私に譲るべきであろう!!」

清麿「(ここまでなのか??もう駄目なのか?いや、諦めたら、そこで終わりだ!!
!)」



清麿  腹痛  HP 45 / 176  MP 40   コマンド

                       諦める

                       粘る

                     ? 開き直る



 清麿は開き直った。



清麿「やかましい!!ここは正々堂々、ジャンケンだ!!!」

ガッシュ・詞音「鬼!!!」

清麿「何とでも言え!!!!勝負だ!!!」

詞音「そこまで言うならしょうがないわ。後悔させてあげる!!」

ガッシュ「来い!!!!!」



 全員承知。微かな希望が生まれた。



三人「ジャンケン・・・」



 ウマゴンはその隙を見逃さなかった。三人とも、片手はお腹を押さえ、片手はジャ
ンケンのモーションをしている。そしてウマゴンはトイレの中に入った。



三人「ポン!!!」  鍵「ガチャリ」



 結果 ガッシュがチョキで、詞音&清麿がパー

しかし、すでにトイレに鍵が掛けられていた。



ウマゴン「メルメルメー」

ガッシュ「次は私なのだ。」

清麿「待て、三回勝負だ・・・ガッシュ。」

詞音「その通りよ、ガッシュ君。」

ガッシュ「清麿!!正々堂々と言っておきながら、三回勝負など、見苦しいのだ。」



 そう言い残し、ガッシュはトイレの鍵を掛けた。



清麿「一回勝負だ、詞音!!」

詞音「望む所よ、清麿。」



清麿  腹痛  HP 8 / 176  MP 37  コマンド

                    ? グー

                      チョキ

                      パー



 詞音はパーを出した。会心の一撃!!!清麿に∞のダメージ!!

清麿は倒れた。



詞音「悪いけど、先に行かしてもらうわね。」



そして・・・・

清麿「早起きしたのに、結局トイレで40分も掛けちまった。」

詞音「まだ、間に合うから良いじゃない。」

ガッシュ「今日は遅刻したくないの。」



 腹痛地獄から抜け出した三人は学校へ行く。

ガッシュが憑いてくるのは、もう諦めたらしい。



ガッシュ「ウマゴンとニャルラトはどうするのだ??」

ウマゴン「メルメルメルメルメルメル」

ニャルラト「ナァ〜ナァ〜」



 言ってる事はさっぱりだが、どうやら2匹で散歩に行くらしい。



ガッシュ「じゃあ、行ってくるのだ。」

ウマゴン「メルメ〜ル」



その頃、モチノキ中学校

山中「どうした、金山。浮かない顔して。」

金山「ああ、ちょっと悩み事が・・・」

山中「俺で良ければ相談に乗るぞ。」

金山「有難う、ちょっと耳貸してくれ。ゴニョゴニョ」

山中「何ぃ、高嶺と詞音ちゃんが同棲してるぅ!!!」

クラスメイト達「ええええええええええええ!!!!!!」



 驚くだろう、そうだろう。なんたって中学生で同棲である。



山中「金山、それは本当か!!!??」

金山「ああ、詞音ちゃんが「清麿、先にお風呂入ってるね〜」というのを確かに俺は
聞いた!!」

スズメ「そんな・・・高嶺君と、詞音ちゃんが同棲・・・」

マリ子「スズメがショックで気絶した!!!」



 そんな時、超バットタイミングで清麿が現れる。



清麿「騒がしいな、なんかあったのか?」



 詞音と一緒に来たのだからまた状況は悪化するばかりである。



山中「た〜か〜み〜ね〜」

清麿「なっ、なんだよ!?」

マリ子「最っ低!!女の敵!!」

清麿「どうゆう意味だよ、それ!!!」

金子「もういい!!者供、かかれぇ!!」



 ワァー!!と清麿に群がる男子たち。



マリ子「大丈夫?変な事されなかった??」



 詞音の身を案じる女子たち。

そんな事を急に問いただされても、二人は戸惑う事しかできない。



中田「どうしたんだ?やけに騒がしいな?」



 中田が来たことにより、学級裁判の隊形にはいる。



中田「なんでこんな事になったんだ?高嶺、説明しなさい。」

清麿「俺が教室に入ってきたら、皆から女の敵とか言われてなぜそんな事言うのか聞
いたら袋叩きにされました。」

ガッシュ「担任殿、清麿は嘘など言ってないのだ。」

中田「よし、じゃあ次は山中、どうして高嶺を袋叩きにしたのか、説明しなさい。」

山中「はい。まずは高嶺、殴ってすまなかった。でも、俺はお前を見損なったぞ!
!」

清麿「俺が何かしたのか!!?」

山中「俺に言わせるのか!じゃあ、言ってやる。お前、詞音ちゃんと同棲してるだろ
!!!」

詞音「え・・・」

清麿「ハァ???お前ら何か勘違いしてるんじゃないか??」

山中「嘘をつけ!!!金山が言ってたぞ!!詞音ちゃんを自分の家の風呂に入れただ
ろ!!!!」

女子A「不潔〜」

男子A「変態!!」

女子B「怖〜い。」

男子B「うらやま・・・いや、いやらしい奴め。」



 ボロクソに言われる。虐められていた時のほうが評価が高いかもしれない。



清麿「違うぞ!!俺と詞音は一緒に住んでるが、同棲などしていない!!!」



 反論をするが、それがまた逆効果。



男子C「それを同棲って言うんだよ。」

女子C「下の名前を呼び捨てにする仲なの??」



 ざわめきの中、中田が真実を語る。



中田「ああ、昨日言い忘れたが響は高嶺の従妹で、今は家庭の事情で高嶺の家に住ん
でいるんだ。」



 あっさり解決。金山が必死に誤ってくる。



金山「高嶺、すまん!!その・・・悪気があった訳じゃないんだ!!!」



 金山の目の前には、鬼の形相をした清麿が居る。



清麿  瀕死 鬼麿化  HP 2 / 176  MP ∞   コマンド

                          許す

                          パンチ

                          キック

                          チョップ

                        ? バオウ・ザケルガ



 清麿はカバンの中を探ると、そのカバンから強い光が溢れる。



ガッシュ「清麿!!早まってはダメなのだ!!」

清麿「・・・・・そうだな。」



 本の光が弱まる。



清麿「(本当に出そうだった辺り、笑い話じゃないな・・・)」





同棲疑惑から三日後、現時刻は午後8:30分

ガッシュ「今日は肝試しなのだ。楽しみだのう」

清麿「場所は学校だろ?開いてるのか??」

詞音「大丈夫よ、学校が開いてなくても、裏山があるし。」



 学校で行なわれる肝試し。クラスメイトに声をかけたが、都合により

参加者は清麿、詞音、ガッシュ、スズメ、山中、岩島、金子、そして主催者の金山8
名である。



金山「これから肝試しのペア決めだが、今回は・・・」



 ペアを書いた(当然、自分の都合の良いような)紙をだそうとしたが、



金子「ペア決めなら心配ない。くじを持ってきたから。」

清麿「おっ、準備がいいな。」

岩島「じゃあ、早速引こう。」



 結果 一番目、ガッシュ&山中 二番目、金子&金山 三番目、スズメ&岩島 四
番目、清麿&詞音



山中「ちぇ、高嶺の奴、詞音ちゃんとペアかよ。」

ガッシュ「どうしたのだ?早く行こうではないか。」

山中「そうだな・・・行こうか。」



 山中は気を取り直し、校舎へ向かう。



清麿「しかし、よく校舎の鍵なんか借りられたな、金山は。」

金山「おう、今まで高嶺の間違った事のある問題データを渡したら、遠山先生は快く
貸してくれた。」

清麿「マジかよ。勉強しなきゃまずいな、こりゃ」



 その頃、ガッシュ達は



山中「ガッシュ、怖くないか?」



 笑いながらガッシュに問う。



ガッシュ「ウヌ、なおみちゃんに比べたら、夜の学校など怖くもなんともないの
だ。」

山中「なおみちゃんてそんなに怖いのか?」

ガッシュ「そうなのだ。今までなおみちゃん以上に怖い物など見たことないのだ。」

山中「その、なおみちゃんが俺と同級生じゃなくてよかった。多分虐められてる
ぞ。」



 屋上にあるゴムボールを取りに行く。



山中「ボール取って来たぞー。」

金子「偽者じゃないだろうな。」

山中「馬鹿、そんなセコイことしねーよ。」



二組目 金山&金子ペア



金子「金山・・・・」

金山「なんだ?」

金子「お前、自分と詞音ちゃんが一緒になるように仕組んだろ。」

金山「バレてか。」

金子「バレバレだ。」



 殺伐としたまま、ボールを持ってくる。



三組目 スズメ&岩島ペア



スズメ「岩島君、なんか怖いよ。」



 自分よりはるかに小さい岩島にすがる。

そんな岩島は得意げに、



岩島「こうゆう時はUFOに元気付けてもらうんだよ。」

スズメ「どうやるの〜?」

岩島「両手を上に上げて。僕に続いて呪文を叫ぶんだ。」

スズメ「解った。」



 スズメは両手を天にかざす。



岩島「行くよ。せーの、

アーブ・ダーク・ショーン???????」

スズメ「アーブ・ダーク・ショーン!!!」



校庭

清麿「そろそろ岩島たちも帰ってくるから準備しな・・・」

『アーブ・ダーク・ショーン????????』



 叫び声に誰もが言葉を失う。

始めに発言したのは金山だった。



金山「何やってんだ?あいつら・・・」



四組目 清麿&詞音ペア



 屋上でボールを手に居れ、ありふれた会話をしながら玄関へ向かう。

丁度、理科室のチェックポイントで清麿が居なくなる。



詞音「きっ、清麿・・・??」



 返事はない。目が慣れているとはいえ、暗闇の中で人を探すのは非常に困難であ
る。

オドオドしている詞音に、誰かが肩をたたく。



詞音「清麿!!?」



 振り向いたその時



骸骨「バァ〜〜〜〜〜!!!」

詞音「ヒヤァッッ!!!!」



 詞音が転んですぐ後に、笑い声が聞こえる。



清麿「ハハッ、驚いた?」

詞音「もうっ!!」



 骸骨の模型を元に戻す清麿の腕を詞音はしっかりと握る。



詞音「清麿が居なくて、怖かったんだから・・・」



 半ベソをかいて呟く詞音。赤面する清麿に詞音は問いかける。



詞音「もう、こんな事しない?」

清麿「しないよ。」

詞音「絶対に?」

清麿「もちろん。ほら、立てよ。」

詞音「うん・・・痛っ」

清麿「どうかしたのか?」

詞音「足を挫いたみたい・・・」



 左足首を押さえる。捻挫したようだ。



清麿「立てるか??」

詞音「大丈夫・・・」



 腕と方足を器用に使い、立ち上がる。しかし、よろよろしていて、吹けば倒れそう
だった。



清麿「今にも倒れそうだぞ。おぶってやろうか?」

詞音「じゃあ、お願いね。」



 清麿は詞音をおぶり、階段を下りる。

すぐ前に、保健室が見えた。



清麿「(まさか、保健室は開いてないよな・・・)」



 無駄だと思いながらも、ドアに手を伸ばす。

ガラッ

思いの他、保健室は開いていた。生徒に学校の鍵を渡すし、保健室は開けっ放し・・


この学校の警備システムの疑いは増すばかりである。



清麿「少し、ここで待ってくれ。」



 詞音をベッドに座らせる。清麿は冷蔵庫から湿布を取り出す。



清磨「どこが痛む?」

詞音「こらへんが・・・」



 足の付け根を手で摩る。清麿はそこに湿布を貼る。



清麿「よしっ、できた!」



 湿布のゴミを捨てる。



詞音「ありがと、清麿。」



 再び詞音をおぶった清麿は玄関へ向かう。



金山「遅いぞ、高嶺―!!」

清麿「悪い、ちょっとしたトラブルがあってな。」



 暗くて良く見えなかった人影をはっきり確認した時、その光景に金山は思わず清麿
の胸倉を掴む。



清麿「なっ、何すんだ。金山!」

金山「何って・・・なんで高嶺が詞音ちゃんをおんぶしてるんだよぅ!!!」

清麿「詞音は足を捻挫して歩けないだよ!!」

金山「なんだ、そうだったのか。」



 金山が納得した所に、山中が問いかける。



山中「高嶺、詞音ちゃんが怪我したって言ってるが・・・・

もしかして、お前が変な事したんじゃないのか?」

清麿「ああ、ちょっとな・・・・」



 その一言に、山中と岩島にターボが懸かる。



山中「高嶺〜、お前と言う奴は〜!!!」

岩島「か弱い女の子に何をしたんだ!!」



 質問(尋問)に割り込んで詞音が口を開ける。



詞音「もう、喧嘩はやめて!!」



 突然の叫びに全員黙る。



詞音「ごめん・・・大声出しちゃって・・・」

山中「そんな、俺等も悪かったよ・・・」

岩島「ごめんね、詞音ちゃん。」

清麿「(俺には謝らないのかよ)」



 清麿の心の中で叫んだが、その事を誰も知るよしはなかった。



ガッシュ「もう遅いし、早く帰ろうぞ。」

スズメ「あ、本当だー。」



 時計の針は10時を刺していた。



金山「じゃあ、今日はこれで解散。」



 皆、それぞれの帰路につく。



ガッシュ「ただいまなのだ。」

清麿「静かにしろ。ウマゴンとニャルラトが起きるだろ。」



 ウマゴンとニャルラトは、よっぽど遊んだのか、起きる気配がない。



清麿「ガッシュ、俺と詞音は宿題をやるから、先に寝てろ。」

ガッシュ「わかっているのだ。」



 ガッシュは大きなあくびをする。

30分後、清麿と詞音は遠山先生に出された膨大な量の宿題に悪戦苦闘していた。

作者・堀田も中学生(西暦2004年現在)だが、宿題を深夜にするような子ではない。
最初からやらん!!(超極悪)

話がそれたから、元に戻そう。



詞音「清麿、ちょっと聞きたい事があるんだけど・・・」

清麿「どこの問題だ?」

詞音「そうじゃないの・・・」

清麿「????」



 詞音は、顔を赤らめて、清麿に聞いた。



詞音「清麿は、私の事を異性としてどう思っているの??」



 清麿は、顔を赤くし、照れて動揺する。



清麿「そういう詞音は俺の事、異性としてどう思っているだよ・・・・」

詞音「私は・・・清麿の事・・・・好き・・・」

清麿「俺も・・・同じだ・・・」

詞音「同じって・・・ずるいよ・・・ちゃんと言って・・・」



 二人の顔はすでに真っ赤になっている。



清麿「おっ、俺も・・・詞音の事・・・好きだ・・・」



 一分、二分と続く沈黙の間。

それを破ったのは詞音である。



詞音「ねぇ・・・・」

清麿「??」

詞音「キス・・・・・しよ・・・・」



コクリ

 無言で頷く清麿。

清麿は、詞音の唇に優しく口付けをする。

実際に口付けをしている時間は二十秒に満たなかったが、二人には十分、二十分に感
じられる。



詞音「・・・大好きだよ・・・清麿・・・」

清麿「ありがとう・・・詞音・・・」



 清麿は詞音を抱きしめる。

詞音は清麿の腕の温もりで、清麿は傍にいる詞音のあたたかみで、

深い眠りについた・・・・





 HAPPY End