厄日
え〜、厄日ってありますよね。不幸に不幸が重なる日ってやつですね。(俺的に)
そんな薄幸な己のある一日。
まずですね、己はレポート(明日提出)と今日の一時間目の小テストに対する勉強で
ほとんど寝てない状態にあったことを言っておきます。
レポートは今日苦労しないようにと始めたのですが、まさか早朝までかかるとは思わなかったです(泣)。
でもって、前回の専門の小テストが休んでいたときの内容が出ていて、撃沈してしまいました。
だから、今度は完全勝利を目指してレポートが終った後、勉強しました。
さぁ、これで準備万端だ!!(ガッツポーズ)
今度はレポートも前日に完成させたし(大抵は提出日の朝までやってる)
小テストの勉強もばっちりだ!!(今なら全問正解できる自信があるぞ〜)
そして、万が一に備え、いつもより10分ほど早く家を出る。
「これなら遅刻はないな(ニヤリ)」
思わず、口元に笑みを浮かべ、相棒(原付)に乗り、気分もよく出撃(登校)した己。
いつになく順調で、全てうまくいくはず・・・・だったのだ(少なくとも己の想像では完璧だった)
まさに気分は勝利者(気が早い)、頭の中にはFF7の戦闘勝利後の曲が流れるほどにご機嫌でした。
・・・
だが・・・・・順調なのはここまでだったんだ(涙)
・・・・
十分後
中盤(学校まで半分の距離)まで進んで、ある信号を曲がっているときのことだった。
パァンッ!!
「へ?」
どこかで聞いたような軽快な音が自分の原付から鳴り響く。
次の瞬間
ギャリ・・・・キィィィ〜(スリップ中)
「うおぉぉ!?」
急に左右に揺れる原付。慌てて倒れそうになるのをこらえる己。でもって、一旦左端に停止。
「・・・・」
以前にも一度聞いた音が蘇る。
そう・・・パンクである。以前は釘のおかげで、とんでもない目にあった記憶が蘇る。
とりあえず、タイヤをチェックである。何か刺さってはいないだろうか?
「・・・・・ないなぁ」
見当たらない。以前と同じなら釘か、何かが刺さっていると思ったのだが?
パンクとは違うのか?・・・・3分ほど、そこで悩んで、気づいた。
・・・・あっ。
・・
「って、時間!?」
慌てて腕時計を見る。早めに出たのでまだ時間は余裕がある。
だが、それは普通に原付で行けばの話。
原付を押していくなると絶望的である。
己がカイリュー(ポケモン)と1対1でのガチンコバトルで勝利するぐらいに絶望的である。
・・・・・そりゃ、無理だよ。どうあがいても無理っていうか、不可能な話である。
「とりあえず・・・・乗ってみるか。」
走行できるなら、多少問題があっても、遅刻しない方を選ぶぞ、今日ばっかりは。
己のテスト勉強に費やした時間を無駄にしてなるものか!!(気合)
だって、普段は小テストにここまで勉強しないからだ(オイ)
それに、今回の小テストは前回の悲惨な結果を挽回するという目的があるのだ。
「やるしかない・・・やるしかないんだ」
こんなこと呟いてた時点で、己に執念が芽生えたのを感じた。
再び相棒に乗り、出発
ガコン、ガコン、ガコン(左右に揺れている)
・・・・・
「・・・・・くぅぅぅ(必死にバランスとり中)」
ガコ、ガコ、ガコ(揺れがさらにひどくなる)
(うぉぉぉぉ!!(心の声))
ギャコンッ!!(派手に左に揺れる)
「うわっ!?(反射的にブレーキ)」
「・・・こえぇ」
落ち着いてからもう一度アクセルを握る。
ガコン、ガコン、ギャコンッ!!(また左に)
「・・・・まいった」
大人しく一時停止。
このまま乗りつづけていたら
人を跳ねる以前に俺から車に突っ込んでいっちゃう可能性の方が高いからさぁ。
いろいろと悩んだ結果
くそ重たい相棒と15kgの鞄を押していくことに決定(涙)
ねぇ、みんな。徹夜明けの疲れきった身体で
タイヤがイカレタ原付(スクーター)と15kgの荷物を押していくのって
想像以上に泣きたくなるよ(っていうか俺、泣いた)。
腕は引きつり、足は一歩、歩くごとに鈍い痛みがはしる。
まず、スピードは歩行者(老人)よりやや遅い。
信号を渡りきるのに心臓爆発寸前(全力ダッシュでギリギリ)。
他の原付に乗っている人が妬ましくなる。
と、恐ろしい状態になるのだ。(少なくとも俺はそうだった)
まぁ、そんなこんなで学校に到着。
遅刻確定でしたが、走れば欠席は免れそうな時間帯。ひょっとしたらテストやっているかもしれません。
最後の希望にかけて、走ってクラスへと駆け込む己。
息をきらして教室へと駆け込む。
皆がどうやら問題用紙らしきものに向かって難しい顔をしている。
(間にあったのか!?)
急いで筆記用具を取り出して、先生に問題用紙をくださいと言おうとした時
「はい、後ろから集めて〜」
・・・・・・
・・・
・
え?先生今、何て?
そのとき己の中で時が止まった。
先生、いくら何でもタイミングが良すぎます。
これじゃ、漫画かゲームの世界並です。
そのとき、俺は悟った。
こんな形でしか、主人公になれないと(T-T)。
何ですか、つまり、俺は笑いオチのときだけに登場するオチ専門のキャラですか?
で、ちょっと魂が抜けかけ(しかも壊れかけ)ているときに先生が己に話し掛けてきました。
「どうした?レポートか?」
「い、いえ。原付がパンクしまして(泣)」
「あ〜、そりゃ、運がなかったな(ハハ)」
「はは・・・(汗)」
「運がない」の一言で片がついてしまった今日の悲劇。
お、俺の努力はいったい?
テストがとっくに終っているとかなら、まだ諦めがつきますよ。
でもね、解答用紙が配られたのを見る限りでは二分あれば全問余裕で(努力の結果)解けるんですよ。
せめて、後二分待ってほしかった(泣)
あとですね、パンクでなくてホイールがいかれたそうでして
原付修理代2万(こづかい2ヶ月分)ほどかかるってさ(血涙)
これを聞いたとき本当に絶望した気がしました。